“たつおき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
龍興75.0%
竜興25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
美濃の各将は、稲葉山の城へのぼって、主将斎藤龍興（たつおき）に、例年のとおり拝賀の礼を執った。
新書太閤記：03 第三分冊 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
「ウム。その人物だが。——もとより暗愚な斎藤龍興（たつおき）という国主の力ではあるまい」
新書太閤記：03 第三分冊 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
斎藤竜興（たつおき）の業病の血を引くうからやからが美濃から相模へ流れてきて、こごしい山曲で人目を避けて農耕にいそしんでいるということだが、殊更、そんな夜更けに鍬鋤の業（わざ）に精をだすというからには
うすゆき抄 (新字新仮名) ／ 久生十蘭(著)