“そねあらすけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
曾根荒助50.0%
曾禰荒助50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明治三十三年万国博覧会の巴里に開設せられし時、駐仏公使曾根荒助そねあらすけに推挙せられ博覧会事務長官に任ぜられ日本出品事務所所長となり斡旋あっせんの功によりて正五位勲四等に叙せられたり。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
そうした家庭の主婦である鎌子の夫は、子爵故曾禰荒助そねあらすけ氏の息で、若く華やかな貴公子連の間にも名高い、寛濶派手者かんかつはでしゃで、花柳界に引張りだこのお仲間であった。
芳川鎌子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)