“そうのしも”の漢字の書き方と例文
語句割合
添下100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暴風雨あらしの夜、添下そうのしも・広瀬・葛城の野山を、かちあるきした娘御ではなかった。乳母と今一人、若人の肩に手を置きながら、歩み出た。日の光りは、霞みもせず、陽炎かげろうも立たず、唯おどんで見えた。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)