トップ
>
せなり
ふりがな文庫
“せなり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
瀬鳴
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
瀬鳴
(逆引き)
四条
中東
(
ちゅうとう
)
の京の端、
鴨川
(
かもがわ
)
の流近く
瀬鳴
(
せなり
)
の音が、手に取って聞えるような茶屋
宗清
(
むねせい
)
の大広間で、万太夫座の弥生狂言の顔つなぎの宴が開かれていた。
藤十郎の恋
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
やがて、市九郎は、雨露を
凌
(
しの
)
ぐために、絶壁に近く木小屋を立てた。朝は、山国川の流れが星の光を写す頃から起き出て、夕は
瀬鳴
(
せなり
)
の音が静寂の天地に澄みかえる頃までも、止めなかった。
恩讐の彼方に
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
せなり(瀬鳴)の例文をもっと
(2作品)
見る