“せっきょうぶし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
説教節50.0%
説経節50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
青梅おうめなどの村々をまわって歩き、名主の家の広座敷やお寺の本堂などで、説教節せっきょうぶしにあわせて、『石童丸いしどうまる』『出世景清しゅっせかげきよ』『牡丹灯籠ぼたんどうろう』『四谷怪談』などの写し絵をうつして見せる。
顎十郎捕物帳:15 日高川 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
謡曲の鳥追舟とりおいぶね、または説経節せっきょうぶし安寿津志王あんじゅずしおうなどは、全くこの苦労を戯曲の主材としたものであった。しかしこういう場合には我が案山子は、少しでも干与しなかったのである。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)