“せきとうば”の漢字の書き方と例文
語句割合
石塔婆100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
太郎は、半ば無意識につじをまがった。辻には、石でまわりを積んだ一囲いの土饅頭どまんじゅうがあって、その上に石塔婆せきとうばが二本、並んで、午後の日にかっと、照りつけられている。
偸盗 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)