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せうえうけん
ふりがな文庫
“せうえうけん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
逍遙軒
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
逍遙軒
(逆引き)
上州屋が
逍遙軒
(
せうえうけん
)
莊左衞門と名乘るから氣が付くんだ。あの
鯤
(
こん
)
といふ言葉は、支那の
莊子
(
さうし
)
といふ本の一番始め、『逍遙遊第一』といふところに出てゐる。
銭形平次捕物控:113 北冥の魚
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「父親は
逍遙軒
(
せうえうけん
)
と言つて、
詩
(
し
)
も作り歌もよみましたが、私はその方は一向いけません。弟は父親の學問好きを
承
(
う
)
けて、これも四角な字を讀んで居りました」
銭形平次捕物控:113 北冥の魚
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「莊左衞門で御座います。四角な字を讀むのが好きで、
詩
(
し
)
とか五とかを作つて、
逍遙軒
(
せうえうけん
)
と名乘つたさうで——」
銭形平次捕物控:113 北冥の魚
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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