“すてり”の漢字の書き方と例文
語句割合
捨利100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
銀行は同一おなじ取引の資産家だから、出掛けに、捨利すてりで一着に及んだ礼服を、返りがけに質屋の店さきで、腰を掛けながら引剥ひっぱぐと、江戸川べりの冬空に——いいかね——青山から
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)