“すずきみえきち”の漢字の書き方と例文
語句割合
鈴木三重吉100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
当時『新小説』の編輯主任は後藤宙外ごとうちゅうがい氏であったかあるいは鈴木三重吉すずきみえきち氏であったかあきらかに記憶していない。わたくしの草稿はその年十二月発行の『新小説』第十四年第十二巻のはじめに載せられた。
すみだ川 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
鈴木三重吉すずきみえきち君自画の横顔の影法師が壁にはってあったこともある。
夏目漱石先生の追憶 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
私はこの図書室で、ホワイト・ファングだの、鈴木三重吉すずきみえきちの『瓦』だのを読みました。平凡な娘がひととおりはそのようなものに眼を通す、そんな、感激のない日常でした。
文学的自叙伝 (新字新仮名) / 林芙美子(著)