“じゅうそ”の漢字の書き方と例文
語句割合
重祚100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上皇は法体のまま重祚じゅうそして称徳天皇と云った。出家の天皇には出家の大臣がいてもよかろうと仰せがあって、道鏡は大臣禅師という新発明の官職を与えられた。
道鏡 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
天智天皇は当然継承けいしょうすべき帝位に即かず、皇極、孝徳、斉明、三帝のもとに皇太子として暗躍した。斉明は皇極の重祚じゅうそであり、天智の生母、舒明の皇后であり、孝徳はその弟、天智の叔父に当る。
道鏡 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)