“じきよう”の漢字の書き方と例文
語句割合
自矜100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は余りいまいましいので、直ぐ日本媼のところに逃げ帰らうとしたが、夜が既に更けてゐるし、度々南京虫のことを訴へるのは自矜（じきよう）を害されるやうな気もするし、忍べるだけ忍ばうとした。
南京虫日記 (新字旧仮名) ／ 斎藤茂吉(著)