“しんせんたん”の漢字の書き方と例文
語句割合
神仙譚100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
羽衣を身に着けるとともに地上的な物思いが、現世の煩悩が、立ちどころに消え失せるというような考えは、奈良朝の神仙譚しんせんたんにはなかった。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
なにもこの峠が、夢に見た峠と寸分違わないというような、神仙譚しんせんたんにありそうな光景を想像するのではない。
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)