“しんしょたい”の漢字の書き方と例文
語句割合
新世帯100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
失敗と挫折と窮迫との最終の報酬なる怠惰と無責任との楽境らくきょうもある。すいた同士の新世帯しんしょたいもあれば命掛けなる密通の冒険もある。
お延の新世帯しんしょたいが夫婦二人ぎりで、家族は双方とも遠い京都に離れているのに反して、堀には母があった。弟も妹も同居していた。親類の厄介者までいた。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
私の知った書生上りの新世帯しんしょたいにこういう奇談がありました。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)