“しょうゆぐら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
醤油工場50.0%
醤油蔵50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
米のとぎ汁や残飯の入っている桶を持ってきてそれを豚桶に移したり、醤油工場しょうゆぐらからもらってきた大豆の煮汁あめをそれにまぜ合わせたりした。
大根の葉 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
家へ帰ると太郎のお父さんも醤油工場しょうゆぐらから帰ったばかりでまだ仕事着のまま縁に腰かけていた。太郎も秀子もお父さんにもぶれついて甘ったれていた。
大根の葉 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
理学士の住んでいる家のあたりは、荒町の裏手で、酢屋のKという娘の家の大きな醤油蔵しょうゆぐらの窓なぞが見える。
千曲川のスケッチ (新字新仮名) / 島崎藤村(著)