“しゅうかくずきん”の漢字の書き方と例文

語句	割合
秀鶴頭巾	100.0%

秀鶴頭巾

で、どうしたものか？　……と孟宗藪（もうそうやぶ）の立ち思案に、思わず時を過ごしている所へ、天来の人影は秀鶴頭巾（しゅうかくずきん）であったのです。

江戸三国志 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)

二人の町人体（てい）は思い出せないが、目立つ方の秀鶴頭巾（しゅうかくずきん）は、いつか忍川の売卜に応じたおぼえのある徳川万太郎にちがいない。

江戸三国志 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)

空へハネ返った梢（こずえ）の先からハラハラと落松葉（おちまつば）の身にかかるのを払って、ふところから取出した秀鶴頭巾（しゅうかくずきん）を

江戸三国志 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)