“しゃあしゃあぜん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
洒々然50.0%
洒唖々々然50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
半可通は永遠に、洒々然しゃあしゃあぜんたるものである。天才の誠実を誤り伝えるのは、この人たちである。そうしてかえって、俗物の偽善に支持を与えるのはこの人たちである。
十五年間 (新字新仮名) / 太宰治(著)
いかにも青臭く衒気げんき満々のもののような気がして来て、全く、たまらないのであるが、そこがれいの鉄面皮だ、洒唖々々然しゃあしゃあぜんと書きすすめる。
鉄面皮 (新字新仮名) / 太宰治(著)