“しのびごま”の漢字の書き方と例文
語句割合
忍駒100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あの屋根をすべる、軒しずれの雪の音は、すさまじいのを知って驚く……春の雨だが、ざんざ降りの、夜ふけの忍駒しのびごまだったから、かぶさった雪の、その落ちる、雪のその音か、と吃驚びっくりしたが、隣の間から
開扉一妖帖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)