“しちょうへい”の漢字の書き方と例文
語句割合
輜重兵100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下顎を削り飛ばされたまま眼をギョロギョロさして涙を流している輜重兵しちょうへいなぞ、われわれ外科医の智識から見ると、奇蹟としか思えない妖怪的な負傷兵の大群が、洪水のように戦線から逆流して来て
戦場 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
燃える松薪が盛んに飛びはじめた時、一小隊ほどの輜重兵しちょうへいが駆けつけて来た。群集は、万歳を叫んで兵隊を歓迎した。
四谷、赤坂 (新字新仮名) / 宮島資夫(著)