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しぎまる
ふりがな文庫
“しぎまる”の漢字の書き方と例文
語句
割合
鴫丸
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鴫丸
(逆引き)
「へい、私の名は
鴫丸
(
しぎまる
)
というんで」こう答えたのは片耳のない、大兵だが
魯鈍
(
ろどん
)
らしい男であった。年
格好
(
かっこう
)
は二人ながら、二十七、八歳と思われる。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
が、こう再度叫んだ時には、嘉門の姿は遠のいていて、嘉門に強く振りもぎられたために、地へ倒れた
鴫丸
(
しぎまる
)
ばかりが、往来の真ん中に残っていた。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「おい、お前さんは
鴫丸
(
しぎまる
)
さんじゃアないか⁉」こう金兵衛は声を掛けたが、この時その男を思い出したのであった。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
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