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しかげ
ふりがな文庫
“しかげ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
鹿毛
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鹿毛
(逆引き)
鹿毛
(
しかげ
)
は少ししりごみしたがこのときしゃもじがその
首環
(
くびわ
)
を引いて赤犬の鼻に鼻をつきあてた、こうなると鹿毛もだまっていない、
疾風
(
しっぷう
)
のごとく赤犬にたちかかった
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
鹿毛
(
しかげ
)
はその広い胸をぐっとひきしめて耳を後方へぴたりとさか立てた。かれは尋常ならぬ敵と見てまず前足をつっぱり、あと足を低くしてあごを前方につき出した。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
二年生の手塚という医者の子が
鹿毛
(
しかげ
)
のポインターをしっかりとおさえていた、するとそれと向きあって三年の細井という学生は大きな赤毛のブルドッグの
首環
(
くびわ
)
をつかんでいた。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
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