“さほじ”の漢字の書き方と例文
語句割合
佐保路100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
少しでも早い道をと歌姫越えをして、思わぬ深い雪にかえって手間どった貞阿は、単調な長い佐保路さほじをいそぎながら、この門をくぐろうか、くぐらずに右へ折れようかと、道々決し兼ねていたのである。
雪の宿り (新字新仮名) / 神西清(著)
少しでも早い道をと歌姫越えをして、思はぬ深い雪にかえつて手間どつた貞阿は、単調な長い佐保路さほじをいそぎながら、この門をくぐらうか、くぐらずに右へ折れようかと、道々決し兼ねてゐたのである。
雪の宿り (新字旧仮名) / 神西清(著)