“こつつぼ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
骨壺85.7%
骨壷14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
N教授は長い竹箸たけばしでその一片をつまみ上げ「この中にはずいぶんいろいろなえらいものがはいっていたんだなあ」と言いながら、静かにそれを骨壺こつつぼの中に入れた。
B教授の死 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
「肺病には死人の水——火葬した人の、骨壺こつつぼの底にたまった水を飲ませるといいんだが——それもまた直にくる事になっている。これは脳みその焼いたのだよ。」
「屹度あの骨壷こつつぼが[#「骨壷こつつぼが」は底本では「骨※こつつぼが」]いけないんですよ。お葬式まで寺へお預けなさいましては?」
幻の彼方 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)