“こくぜ”の漢字の書き方と例文
語句割合
国是100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その国是こくぜを概括して、世に開国進取の国是という。開国進取の国是を行うために我が国がこの運動を為すのを、即ち文明的運動というのである。
吾人の文明運動 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
一方「国是こくぜに合わぬ」ことはどこまでも厳酷に懲罰して仮借するところがないという「恐ろしさ」を諸侯に示すには得やすからざる好材料であった。
人種競争の避くべからざる所以ゆえんを歴史的に説いて「この覚悟で国民の決心を固め、将来の国是こくぜを定めないと、何十年後に亡国の恨みがないとも限らない、」
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)