“こうせきき”の漢字の書き方と例文
語句割合
洪積期100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ドイツでは行っても行っても洪積期こうせききの砂地のゆるやかな波の上にばらまいた赤瓦あかがわらの小集落と、キーファー松や白樺しらかばの森といったような景色が多い。
連句雑俎 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
洪積期こうせききの遺物と見られる泥炭地でいたんちや砂地や、さもなければはげた岩山の多いのに驚いたことであったが、また一方で自然の厳父の威厳の物足りなさも感ぜられた。
日本人の自然観 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)