“けんずゐ”の漢字の書き方と例文
語句割合
肩随100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
試みに先生等身の著作を以て仏蘭西羅曼フランスロマン主義の諸大家に比せんか、質は擎天けいてん七宝の柱、メリメエの巧を凌駕すく、量は抜地無憂の樹、バルザツクの大に肩随けんずゐす可し。先生の業またおほいなる哉。
「鏡花全集」目録開口 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)