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けつかいば
ふりがな文庫
“けつかいば”の漢字の書き方と例文
語句
割合
結改場
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
結改場
(逆引き)
でも、取つて三十の又三郎は、どうやら斯やら起出すと、其儘上方へ飛んで、知り人の金で本式の
結改場
(
けつかいば
)
(矢場)を開きました
銭形平次捕物控:040 兵庫の眼玉
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
明治の矢場はその名殘で、明治十九年の取締で廢絶しましたが、天保以前の矢場、即ち
結改場
(
けつかいば
)
はなか/\品格のあるものだつたと言ふことです。
銭形平次捕物控:040 兵庫の眼玉
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「大弓は引かないが、半弓と、楊弓の名人で、若い女を置いて、
結改場
(
けつかいば
)
(楊弓場)を開き、いろいろ噂になつた男ですよ」
銭形平次捕物控:310 闇に飛ぶ箭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
錢形平次と子分の八五郎は、深川の八幡樣へお詣りした歸り、フト出來心で
結改場
(
けつかいば
)
(揚弓場)を覗いたのが、この難事件に足を踏込む發端でした。
銭形平次捕物控:123 矢取娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
その頃の
結改場
(
けつかいば
)
は、裕福な町人達の樂しみ場で、矢取女に美しく若いのこそ置きましたが、決して
淫
(
みだ
)
らな場所ではなく、平次が盛んに働いてゐる頃は
銭形平次捕物控:123 矢取娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
楊弓の
結改場
(
けつかいば
)
が、
白粉
(
おしろい
)
を塗つた若い女を置くやうになつたのは、遙か後のことですが、半九郎は店の
衰微
(
すゐび
)
を救ふために、その頃から若い娘を飼つてをり
銭形平次捕物控:310 闇に飛ぶ箭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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