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ぐんかくかん
ふりがな文庫
“ぐんかくかん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
群鶴館
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
群鶴館
(逆引き)
名前が落雲館だから風流な君子ばかりかと思うと、それがそもそもの間違になる。その信用すべからざる事は
群鶴館
(
ぐんかくかん
)
に鶴の下りざるごとく、臥竜窟に猫がいるようなものである。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
但
(
ただ
)
し檜の枝は
吹聴
(
ふいちょう
)
するごとく密生しておらんので、その
間
(
あいだ
)
から
群鶴館
(
ぐんかくかん
)
という、名前だけ立派な安下宿の安屋根が遠慮なく見えるから、しかく先生を想像するのにはよほど骨の折れるのは無論である。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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