“くもんきゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
公文給50.0%
雲久50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空で覚えている一二の実例をいうと、公文くもんすなわち荘園時代の書記役の給田きゅうでんの地を、公文給くもんきゅうと呼んでいるのは古い名残であるのに、それを今「九文久」と書いている処がある。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
九文給あるいは雲久くもんきゅうなどと、その昔の給田きゅうでんの地名となって残っている例があるが、いわゆる名主・庄屋の元の形を示す名称として存するのは珍しい。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)