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くっちゃん
ふりがな文庫
“くっちゃん”の漢字の書き方と例文
カタカナ:
クッチャン
語句
割合
倶知安
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
倶知安
(逆引き)
食料品はもとよりすべての物資は東
倶知安
(
くっちゃん
)
から馬の背で運んで来ねばならぬ交通不便のところでした。それが明治三十三年ごろのことです。
小作人への告別
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
倶知安
(
くっちゃん
)
の辺まで来るとまた稲田がある。どこまで行っても稲田は追っかけて来るのである。それでいて楽には米が食えないのが今の日本の国である。
札幌まで
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
仁右衛門の小屋から一町ほど離れて、K村から
倶知安
(
くっちゃん
)
に通う
道路添
(
みちぞ
)
いに、佐藤与十という小作人の小屋があった。
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
愚図愚図していると今までのような煮え切らない事はして置かない、この村の巡査でまにあわなければ
倶知安
(
くっちゃん
)
からでも頼んで処分するからそう思えともいった。
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
夫婦が行き着いたのは国道を十町も
倶知安
(
くっちゃん
)
の方に来た左手の岡の上にある村の共同墓地だった。
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
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