“くげかたぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
公卿気質50.0%
公家気質50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いや、現朝廷に仕える若い朝臣のあいだには、およそ現代の公卿気質くげかたぎともいえるほどな、おなじ鋭気をもった青壮年が多く見られた。
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
敷島の道には上下の隔てもないという優しい公家気質くげかたぎから、大納言はこの賤の女にむかっても物柔らかに会釈えしゃくした。
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)