“くぎあと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
釘痕50.0%
釘跡50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
草川巡査は手に持った板片の釘痕くぎあとを合わせて、スッポリと元の板戸の穴へ嵌込はめこみながら、なおも微笑を深くした。
巡査辞職 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
嘘と思うなら、舎監居間の戸口から六間先き、廊下から六尺の高さのところに、二本の釘跡くぎあとがあるが、その寸法と、工場のスウィッチの位置とを較べて見ねえ。ぴったりと同じことだ。
夜泣き鉄骨 (新字新仮名) / 海野十三(著)