“ぎやくて”の漢字の書き方と例文
語句割合
逆手100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「五日の晩、わざと遠方の安宅長屋へ行つて、人に知れると恥になるやうな證據を拵へたのは、幾松の並々ならぬ惡智慧だ。その場にゐない證據に、船比丘尼などを出すのは人情の裏を行つた逆手ぎやくてさ」
「物事には表と裏とあり、逆手ぎやくてといふこともあるぜ」