“きんきじゃくやく”の漢字の書き方と例文
語句割合
欣喜雀躍100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「支那本土へ日本軍がはいって行くのは考えもんだな。矢萩大蔵は欣喜雀躍きんきじゃくやくかもしれんが、わしは不賛成、反対だ。あの大陸へ手を出したら、泥沼にずるずるとひきこまれるようなもんじゃ」
いやな感じ (新字新仮名) / 高見順(著)
夫人のゆるしに、関羽もよろこび、周倉はなおのこと、欣喜雀躍きんきじゃくやくして
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
なんであの人が、イスラエルの王なものか。馬鹿な弟子どもは、あの人を神の御子だと信じていて、そうして神の国の福音とかいうものを、あの人から伝え聞いては、浅間しくも、欣喜雀躍きんきじゃくやくしている。
駈込み訴え (新字新仮名) / 太宰治(著)