“きゅうりゅうがた”の漢字の書き方と例文
語句割合
穹窿型100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
形にして穹窿型きゅうりゅうがた、光にして琥珀色こはくいろ、それが朦朧もうろうと現われたのである。すなわち広太郎の正面へ、別の部屋が姿を現わしたのである。
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
富士見高原の峠道、喬木きょうぼくがすくすくと左右に生え、その葉が高く頭上を蔽い、穹窿型きゅうりゅうがたをなしている。トンネルが通っているようだ。木の葉にさえぎられて空が見えぬ。
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)