“きゅうたろう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
久太郎50.0%
求太郎50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
若旦那の金三郎きんざぶろうさんと、番頭の用助ようすけさんと、主人のおい久太郎きゅうたろうさんが、何かヒソヒソ相談をしておりましたが、——チラと見た主人の死に顔が、どうも容易じゃないように思います。
結婚後に生れた長男の求太郎きゅうたろうは、もう九歳にもなり、長女の雪子は十二。次女の園子そのこは三ツ。「一姫二太郎」という順に、人にも羨まれるような子持でもあった。
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)