“きびざけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:キビザケ
語句割合
吉備酒50.0%
黍酒50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「——当所は古くから備後酒の名のあるところ、万葉にも吉備酒きびざけの歌さえみゆるの」
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
十壺じっこ黒酒くろき黍酒きびざけ)をからにしてなお足りぬほどだった。一門、泥亀のように酔った。そして、将門の恋と、併せて、正月の夜を、底ぬけに、祝った。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)