“がんざう”の漢字の書き方と例文
語句割合
贋造100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
普通の贋造がんざう小判は、銅脈か何んかににせの極印を打つたもので、眞物の小判に、僞の極印を打つといふのは、一寸考へられない事です。
通貨の贋造がんざうは千三百年前の元正天皇の時代から文獻に傳へられ、その百年後には、天下の通用、五割までは贋造僞造であつたと言はれて居ります。
銭形平次捕物控:274 贋金 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
植木屋ののこに從つて切倒される竹からは、贋造がんざうの小判がゾロゾロと出て來ました。