“からくじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
空籤50.0%
空鬮50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで、残った景品のすべてに、空籤からくじを加えて、ふたたび福引を行った。そうしてそれをおわったのはちょうど正午であった。避難民諸君は、もうそろそろ帰りはじめる。
水の三日 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
何にしろ大混雑のおしあひへしあひで、鬮引の場に入るだけでも一難儀ぢやのに、やつとの思ひに引いたところで大概は空鬮からくじぢや。
「一握の砂」序 (新字旧仮名) / 藪野椋十(著)