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『「一握の砂」序』
ふりがな文庫
『
「一握の砂」序
(
「いちあくのすな」じょ
)
』
世の中には途法も無い仁もあるものぢや、歌集の序を書けとある、人もあらうに此の俺に新派の歌集の序を書けとぢや。ああでも無い、かうでも無い、とひねつた末が此んなことに立至るのぢやらう。此の途法も無い処が即ち新の新たる極意かも知れん。 定めしひね …
著者
藪野椋十
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
仁
(
じん
)
空鬮
(
からくじ
)
鬮
(
くじ
)