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かみさかやき
ふりがな文庫
“かみさかやき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
髪月代
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
髪月代
(逆引き)
おれがついて行ってやるから、まず
髪月代
(
かみさかやき
)
をしろとて、向うの髪結床へ連れて行ってさせて、そのなりでは外聞が悪いとて、きれいな浴衣をくれて、三尺手拭をくれた
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
二人とも
髪月代
(
かみさかやき
)
をして、衣服を着替えて出た。ここであくまでも逆らったところで仕方がない。ともかくも残りの半分にさえ手を着けなければまあいいと、治六も諦めを付けていた。
籠釣瓶
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
なるほど病気で寝てでもいたらしく、ふだんから
髪月代
(
かみさかやき
)
などに余り頓着しない男が一層じじむさくなって、少し痩せた頬のあたりにそそけた鬢の毛がこぐらかってぶら下がっていた。
籠釣瓶
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
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