“かまなしがわら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
釜無川原50.0%
釜無河原50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さきに、釜無川原かまなしがわらでぶつかった時、燕作えんさくの早足と腕まえを知った竹童は、もう逃げては、やぼとおもったか、いきなりかれの手首へかじりついた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それでも釜無河原かまなしがわらへ来た時分に振返って有野村を見ますと、小高い丘の下に一面に黒くなった森、そこが今まで世話になっていた馬大尽の藤原の家の構えだと知った時に
大菩薩峠:13 如法闇夜の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)