“かなぼん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
仮名本50.0%
金盆50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆえに、最初エビシを学ぶときより、我が、いろはを習い、次第に仮名本かなぼんを読み、ようやく漢文の書にも慣れ、字の数を多く知ること肝要なり。
家内うちから金盆かなぼんの中へ麦焦むぎこがしを入れ、その真ん中によいうちなれば銀貨三枚位、悪い家なれば一枚あるいは半分の銀貨を入れて、そのかての所にカタ(薄絹)の小さいのを一つ添えてあるです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)