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かつこんたう
ふりがな文庫
“かつこんたう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
葛根湯
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
葛根湯
(逆引き)
お秀は客の歸る一寸前、少しばかりの隙を見付けて、お萬に
葛根湯
(
かつこんたう
)
を
煎
(
せん
)
じさせて、四疊半へ持つて來させて飮ませたさうです。
銭形平次捕物控:125 青い帯
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「安請合ひはできないよ。恐しくこんがらかつてゐるから——ところで、昨夜お勢が
葛根湯
(
かつこんたう
)
を飮むところを見なかつたのかい」
銭形平次捕物控:125 青い帯
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
疲れ? へツ、そんな氣取つた
臺詞
(
せりふ
)
は、あつしの書き拔きにはありませんよ、去年の
流行感冒
(
はやりかぜ
)
にやられた時、
葛根湯
(
かつこんたう
)
を一升五合ばかり飮んで、布團を
銭形平次捕物控:278 苫三七の娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
晩飯も拔きまして、
葛根湯
(
かつこんたう
)
を二杯も呑んで、一寢入りとすると、
曉方
(
あけがた
)
御店から小僧が飛んで來ました。旦那樣が——
銭形平次捕物控:154 凧の詭計
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
葛根湯
(
かつこんたう
)
を飮ませると言つて、藥を
吐月峰
(
はいふき
)
に捨て、その後で殺されたやうに見せるために、いろ/\の細工をした。
銭形平次捕物控:125 青い帯
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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