“かたおし”の漢字の書き方と例文
語句割合
片鴛鴦100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
若くて、水の垂れるほど美しい姿が、片鴛鴦かたおしのように、悄然と、枯れ柳の下に凍ったまま、伝右衛門が橋を渡りきるまで、じいと、見送っているのだった。
べんがら炬燵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
今宵からは、片鴛鴦かたおしの独り住む一室を、其処と定められたのだった。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
帰る片鴛鴦かたおし
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)