“かこしょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
過去生100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昔びとは、確実な表現を知らぬ。だがわば、——平野の里に感じた喜びは、過去生かこしょうに向けてのものであり、今此山を仰ぎ見ての驚きは、未来世みらいせを思う心躍りだ、とも謂えよう。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)