“かいげんくよう”の漢字の書き方と例文
語句割合
開眼供養100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
開眼供養かいげんくようはなおその十年後である。もしある天才芸術家の在世を考えるならば、この歳月によって年齢の関係をも顧みなくてはならぬ。一人の天才の存否は時代の趨勢よりも重い。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
この詔が発せられて、大仏殿が実際に建立され、大仏の開眼供養かいげんくようが行われたのはおよそ九年の後、天平勝宝四年の四月であった。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)