“おつかわ”の漢字の書き方と例文
語句割合
御遣100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御持ちになった扇の裏へさらさらと美しく書き流して、その人々のいる中へ御遣おつかわしになった歌でございます。
邪宗門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
が、若殿様は、一向それにも御頓着なく、三日にあげず、御文やら御歌やら、あるいはまた結構な絵巻やらを、およそものの三月あまりも、根気よく御遣おつかわしになりました。
邪宗門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)