“おすねこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
雄猫66.7%
牡猫33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雄猫おすねこにたまはおかしいというものもあったが、それじゃ玉吉か玉助にすればいいという事になった。
ねずみと猫 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
トラ子といふのは今年の六月生れの、ほんとうは雄猫おすねこである。
仔猫の「トラ」 (新字旧仮名) / 片山広子(著)
ただ後になるとそういうものは、小猫のやさしさがなくなるように消え失せてしまい、その優美さも二本の足で立てば市民となり、四本の足で立てば牡猫おすねことなるものである。