“おおとものこまろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大伴古麿50.0%
大伴胡麿50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文室珍努ふんやのちぬ大伴古麿おおとものこまろは池田王を推した。押勝のみは敢てその人を名指さず、臣を知る者は君に如かず、子を知る者は親に如かず、天皇の選ぶところを奉ずるのがよからう、と言ふ。
道鏡 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
天平勝宝五年秋に至って、入唐大使にっとうたいし藤原清河ふじわらのきよかわ、副使大伴胡麿おおとものこまろ、吉備真備などが、揚子江口なる揚州府の延光寺に和尚を尋ねて使節の船に便乗せむことを乞うた。和尚は喜んで承諾した。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)