“おおすがたみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大姿見50.0%
大姿鏡50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
部屋の正面の壁に、大姿見おおすがたみが懸っていたのだ。カーテンも、そこから現われた人物も、みなこちら側のそれが写って見えたに過ぎない。先方の男というのは、つまり二郎その人であったのだ。
魔術師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
その今紫には、土佐の容堂侯が硝子ガラス大姿鏡おおすがたみをかつぎこませたのを、うらやましがってお婆さんになってもその事ばかりいっていた女もある。